ごめんね。ごめん。 謝らせたかったわけじゃない。 謝って欲しかったわけでもない。 どうしていつもこうなるんだろう。 あなたは、私と一緒にいない方がいい。 こう思っているのは本音。 でも。 あなたとずっと一緒にいたい。 こう思うのも本音。 思い合って…

君の寝顔を見てると、 嫌なことが全部吹き飛ぶくらい、 たまらなく愛おしい気持ちになる。 ──ぎゅって抱きしめたくなる。 安心しきったその顔に、少しため息がこぼれる。 無防備すぎても、困るんだよ。 ねえ、そんな風になるのは、 僕の前だけにしてね。 君…

あなたに会えない日は、 決まってあなたのことを考える。 今日はどんな一日だったか よく眠れたか 何を食べたのか あなたが泣かずに、笑って一日を終えられたか。 離れていても、変わることはないんだよ。 決して。 だから、安心してほしい。 私も、胸を張っ…

捨てたくても 捨てられない思い出がある 忘れたくても 忘れられない時間がある 「あのとき、ああしていれば良かった」 なんて思う瞬間は、あげたらキリがない。 もう、「忘れていいよ」って言葉がほしい。 じゃなきゃ、前に進めない。 こう言ってはみても、…

ねえ、今夜は月が綺麗だよ。 遠い場所にいる君は、 どんな景色を見ているのかな。 君にも、この景色を見て欲しい。 本当は 同じ場所で、一緒に見たかった。 なんでだろう。 空を見ると、余計に寂しくなる。 届くはずがない、「月が綺麗ですね」の 言葉を残し…

彼女は、よく泣く子だった。 嬉しくても、悲しくても、よく泣く子だった。 それが、例え自分のことではなくても。 どうして君は、人のためにそんなに涙を流せるのだろうか。 どうして、そんなに優しくなれるのだろうか。 何度考えてみても、僕には分からなか…

何かを大切にする術は、人それぞれ。 何も言わず、そばで見守ってくれる人。 一緒に考えようと、手を離さずにいてくれる人。 あなたの周りには、どんな人がいますか。 「きっと、人は結局一人だ」 そんな寂しいことを呟いた君に、 僕は手を差し伸べたかった…

眠りにつく前、ふと君のことを思い浮かべる。 少し掠れた声 大きな手 不器用な優しさ ああ、今日も好きだな、と思う。 君は、僕みたいに恋焦がれて たまらなく胸が痛くなることが あるだろうか。 少しでもその瞬間があればいい。 そうであって欲しい。 こん…

君を嫌いになれたら。 どれほど楽だったんだろうか。 風にそっとなびく髪が、 吸い込まれてしまいそうな瞳が、 僕の心を一瞬で奪った。 手遅れだったんだ。 こんなに辛くなるなら、 君を知らなかった頃に戻りたいとさえ思う。 2021.9.17 かすみ草

今日も大好きなあなたが、 笑ってくれていたらいい。 誰よりも優しいあなたが、 少しだけわがままになれていたらいい。 今日も一日お疲れ様。 大好きだよ。 綺麗事なんかじゃなく、 心からそう思うのです。 2021.9.16 かすみ草

ふと、懐かしい香りがして、 昔の出来事を思い出すことがある . 慈しむように、そっと蓋をするように . けれども、思い出すと胸が痛くて苦しいような . もう未練はない 戻りたいとも思わない だけど、本気の恋だった 大好きだった 私は今でもその香りがする…