2021-09-17 願わくば 君を嫌いになれたら。 どれほど楽だったんだろうか。 風にそっとなびく髪が、 吸い込まれてしまいそうな瞳が、 僕の心を一瞬で奪った。 手遅れだったんだ。 こんなに辛くなるなら、 君を知らなかった頃に戻りたいとさえ思う。 2021.9.17 かすみ草